表皮ブドウ球菌感染症が完治するまでの期間は、感染症の重症度、感染部位、治療法の種類などに関係します。通常、個人差はありますが、10日程度で完治します。 表皮ブドウ球菌は生体の表面に存在する細菌の一種で、ヒトの皮膚や膣などの正常な細菌叢に属し、表皮ブドウ球菌のほとんどは病気を引き起こしません。 免疫不全の人の中には、表皮ブドウ球菌に感染すると肺炎などを起こすことがありますが、シプロフロキサシンなどの感受性の高い抗生物質で治療すれば10日程度で治ります。 しかし、表皮ブドウ球菌感染症による心内膜炎などは、完治まで1カ月以上かかることもあります。 一方、それほど重症でない感染症では10日以内など治癒に要する期間が短いこともありますが、重症の感染症では治癒に要する期間が長くなることもあります(場合によっては数ヶ月かかることもあります)。 正確な治癒期間は様々な要因に左右されるため、細菌感染症に罹患した場合は、速やかに医師の診察と監督下で治療を受けることをお勧めします。