「起床直後の高血糖」は一般的に空腹時血糖値が高いことを指し、糖尿病患者の空腹時血糖値が高くなる原因として、不合理な投薬、明け方現象、スミュジ反応、ストレス反応などが考えられる。 1.不合理な投薬:糖尿病患者の夜間のインスリン投与が不十分で、空腹時血糖値が高くなることがある。 空腹時血糖は就寝時のインスリン投与量を増やすことで下げることができるが、夜間の血糖変化をモニタリングする必要がある。 2.夜明け現象:すなわち、夜間の血糖コントロールが良好で低血糖がなく、明け方に一過性の高血糖が起こるが、これは早朝に遊離コルチゾールや成長ホルモンなどが過剰に分泌されるためと考えられる。 3.スミュジェ反応:夜間に低血糖が起こったが、睡眠中には検出されなかった。これは、体内のインスリン拮抗ホルモンの分泌が亢進し、リバウンド血糖上昇が起こるためである。 4.ストレス:感染症、手術、外傷を受けた糖尿病患者も空腹時血糖が上昇することがある。 空腹時血糖値が高い糖尿病患者は、病状を遅らせることのないよう、定期的に病院を受診し、医師の指導のもとで関連検査を改善し、治療を標準化することが推奨される。