間葉系腫瘍細胞とは?

腫瘍には様々な組織構造があるが、すべての腫瘍組織成分は実質部分と間葉系部分に分けられる。 腫瘍の間葉系成分は特異的ではなく、腫瘍実質を支持し栄養を与える役割を果たす。 一般的に結合組織および血管から構成され、間葉にはリンパ管が存在することもある。 間葉系腫瘍は間葉系組織の腫瘍である。 間葉系腫瘍には、脂肪組織、血管およびリンパ管、平滑筋、横紋筋肉腫、線維組織および骨組織の腫瘍など多くの種類がある。 骨腫瘍以外の間葉系腫瘍はしばしば軟部腫瘍と呼ばれる。 間葉系腫瘍のうち、良性のものが多く、悪性腫瘍(肉腫)はまれである。 間葉系組織には、臨床的に目に見える「腫瘤」を形成する腫瘍様病変が多数存在するが、それらは真の腫瘍ではない。