乳癌のKi67陽性率は低ければ低いほどよく、現在は14%以下が適当なことが多い。 Ki67は腫瘍増殖関連抗原の一種で、G0核静止期には存在せず、半減期が短いため、腫瘍の増殖活性を反映する信頼性の高い指標である。 一般的に、Ki67陽性率が高いほど腫瘍の増殖活性が高く、腫瘍の分化度が低く、悪性度が高く、再発・転移のリスクが高く、予後が悪いことを示す。 したがって、Ki67陽性率は低ければ低いほどよい。 しかし、Ki67に関しては、陽性より陰性、高発現より低発現の方がよい。 ただし、乳癌の悪性度や予後は、病期、悪性度分類、分子型分類等も関係してきますので、専門医と相談の上、適切な治療方針を選択されることをお勧めします。