肝臓の掌にあるクモのようなほくろが消えるのは、肝臓が良くなっている証拠なのだろうか?

肝臓病の場合、クモ状母斑が消えるということは、通常、肝臓が良くなっていることを意味します。 一方、クモ状母斑が消えたからといって、肝臓が良くなっているとは限りません。 一般的に、肝掌紡錘状母斑の消失は、肝細胞の損傷と肝臓のエストロゲン制御機能の低下によるもので、これにより体内のエストロゲンが過剰に分泌され、毛細血管が拡張するため、肝掌紡錘状母斑の症状が現れます。 肝疾患の治療後は、肝機能が徐々に回復するため、体内のエストロゲンが正常値に戻り、毛細血管の拡張の程度も改善され、クモ状母斑やクモ状掌蹠膿胞症などの症状は軽減、あるいは消失します。 ただし、クモ状母斑や肝掌蹠は必ずしも肝機能の低下が原因とは限らず、正常な人でもクモ状母斑や肝掌蹠になることがあります。 肝掌蹠やクモ状母斑などの症状が出現した後に肝機能が正常であっても、症状が消失した後に肝臓の状態が良くなっているとは限りません。 肝性掌蹠やクモ状母斑が消失した患者さんについては、時期を見て病院を受診し、経過を観察しながら治療を進める必要があります。