脳梗塞の診断法として最も重要なのはCT検査や拡散強調MRI検査などであるが、脳超音波検査は血管の狭窄や閉塞の位置を把握し、脳梗塞の診断に役立てることができる。 脳超音波検査は経頭蓋ドップラー超音波検査(TCD)とも呼ばれ、主に頭蓋骨の弱い部分から脳の血管を検査するもので、脳梗塞における動脈の狭窄や閉塞の有無、血管の閉塞や狭窄の部位、虚血部位の脳側副循環の評価、血管再循環の状況などをリアルタイムで把握することができる。 脳梗塞後6~12時間で、CT検査で中~大脳梗塞を確認することができ、できるだけ早く拡散強調MRI検査を行い、早期の虚血性脳梗塞病巣を診断する意義がある。