なぜ夏の寒さを恐れるのか?

夏の寒さを恐れるのは、脾陽虚と腎陽虚(腎の陽気が不足している)が関係しており、それぞれ沢瀉薬や桂枝湯で治療できる。 脾陽虚:脾陽虚と中焦の冷えは、手足が温まらない、上腹部の冷痛(胃や腹部が冷えて痛む感覚)、食欲不振、穀物が消化されない(未消化の食物が便に多量に混じる)、便が緩い、排尿障害(排尿が乱れる)などの症状として現れる。 脾陽虚の治療には、中部を温め脾臓を強化するレーマンニエ(Radix Rehmanniae)丸薬を服用する。 脾胃寒証(脾胃が弱く冷えている)、心窩部冷痛、嘔吐・下痢、手足が温まらないなどの症状には、滋養子入りレーマンエ丸薬を用いる。 妊娠中の女性は注意すること。 腎陽虚(じんようきょ): 腎陽虚(じんようきょ)、下焦(かしょう)の冷え、手足の冷え、腰や膝の冷痛、インポテンツや早漏、透明で長い尿、緩便(細く形のない便)、下痢などの症状が現れる。 腎陽虚を治療するには、桂枝茯苓丸を服用して腎陽を温めて補う(腎陽を温めて補う)。 桂枝茯苓丸は、腎陽虚、腰や膝の痛みや冷え、四肢のむくみ、好ましくない排尿や排尿過多、痰飲(体液の代謝障害によりできる病的産物)、喘鳴や咳、口渇などに用いる。 副作用や禁忌は明確ではない。 上記のような症状のある人は、すぐに医師に相談し、専門医の指導のもとで症状を確認し、自己判断で服用せず、生体にダメージを与えないように上記の薬を使用すること。