出産前兆の反応、すなわち陣痛前の反応は、臨床の現場では「前駆陣痛」と呼ばれ、不規則な子宮収縮、胎児が下降してくる感覚、赤色を見るなどの症状が現れ、出産前にしばしば起こる、間もなく陣痛が迫ってくることを示す症状である。 1.不規則陣痛:偽陣痛とも呼ばれ、子宮筋層の感受性が高まることによって起こる不規則な陣痛で、その持続時間や頻度はほとんどが不規則で、陣痛の前兆のひとつである。 2.胎動下降:胎動前駆陣痛の下降によって起こる感覚。下降する胎動前駆陣痛が膀胱を圧迫し、頻尿を引き起こすことがある。 3.発赤:胎膜が子宮壁から剥がれ、毛細血管が破裂することによって起こる少量の淡い血の腟分泌物で、陣痛開始の24~48時間前に起こることが多い。