反応原性と免疫原性の違いは、その定義と特徴の違いにある。 1.定義の違い:反応原性とは、病原体が生体の産生する特異的抗体と結合する能力を意味し、免疫原性とは、病原体が生体に特異的抗体を産生させる能力を意味する。 2.特性の違い:反応性と免疫原性に直接関係する概念として、完全抗原と不完全抗原がある。 完全抗原は細菌やウイルスのように免疫原性と反応原性の両方を持つ。 不完全抗原は反応性のみで、免疫原性はない。すなわち、異常タンパク質や微生物の代謝産物など、生体に特異的抗体を産生させる刺激となる外来抗原を必要としない。 反応原性と免疫原性は類似した2つの概念であり、混同されやすいが、両者の本質が区別できる限りは同じである。 患者が抗原や並行抗原の検出について心配する場合、医師と相談して具体的な分析を受けることで、概念の混同や治療の遅れを避けることができる。