胆嚢に多発するポリープは、薬物療法だけでは効果がないことが多く、通常は外科的治療で臨床的に管理される。 コレステロール沈着性の胆嚢ポリープに対しては、ロスバスタチンなどのスタチン系薬剤による治療が行われ、ポリープの進行をある程度抑制することができる。 炎症性ポリープに対しては、キノロン系抗菌薬などの抗生物質による治療が試みられ、ある程度の緩和が期待できる。 しかし、これら2つの薬物療法の臨床的有効性は明らかでないため、これらの薬剤の使用は医師の助言に従うべきである。 現在、臨床的に認められている多発性胆嚢ポリープの治療法は、やはり腹腔鏡下胆嚢摘出術などの手術である。 多発性胆嚢ポリープのある人は、可能な限り予後を良好にするために、適時治療を受け、医療専門家の指導のもとで最も適切な治療方針を決定することが推奨される。