前上縦隔に結節ができる場合、胸腺腫、気管支炎、肺感染症などが原因である。
1.胸腺腫:胸腺腫が体内で発生すると、前上縦隔にある胸腺が増大し、観察されると前上縦隔に結節性病変が生じる。
2.気管支炎:気管支炎に罹患すると、炎症のために多量の痰が分泌され、多量の痰が時間内に排出されないと、前上縦隔に停滞し、前上縦隔結節の現象につながる。
3.肺感染症:肺感染症が発生した場合、治療が間に合わなければ、炎症因子が前上縦隔に浸潤して炎症反応を引き起こし、重篤な場合には結節性病変を生じることがある。
また、胸腺嚢胞や甲状腺の病変が前上縦隔結節の発生につながることもあるので、このような症状を発見した場合には、他の検査も併用して原因究明と治療を行うことが勧められる。