老人性膣炎は個人差が大きいため、最良の治療法はない。 老人性膣炎は主に卵巣機能の低下とエストロゲンの減少が原因であり、その治療にはエストロゲンの補充と感染症対策が必要である。
1.エストロゲンの補充
(1)局所投与:エストリオール軟膏やエストロゲン軟膏を外用し、症状を改善する。
(2)全身投与:複合更年期症候群の症状があり、エストロゲンの補充が必要な患者には、ネレストロール錠、チボロン錠などを適量内服する。
2.抗感染症治療:老人性膣炎の原因菌はほとんどが嫌気性菌であるため、メトロニダゾールやクリンダマイシンなどの抗嫌気性薬を選択する必要がある。 上記の薬剤はいずれも盲目的な使用を避けるため、医師の指導のもとに使用する必要がある。
加齢に伴う膣炎の予後は、適時に標準的な治療を受ければ一般的に良好である。