五苓散の効果

五苓散は利水・滲湿(水の運行を促進して湿を除く)、温陽化気(体内の陽気を温めて促進する)の作用があり、主に陽気が気の転化を阻害して水腫を生じたり(体内の気が滞る)、水湿が体内に滞留して尿失禁(手に負えない排尿)、水腫、腹部膨満感などの症状が見られる場合に用いられます。 五苓散の構成生薬は桂枝、茯苓、沢瀉、艾葉です。 桂枝は辛・甘・温で、経絡を温め陽気の転化を助ける作用があり、茯苓は甘・淡・平で、利水・消湿作用があり、沢瀉は甘・寒で、利水・消湿作用があり、黄連は甘・苦・温で、脾を元気にして気を益す作用がある。 これらの薬物の組み合わせは、利尿と滲湿の役割を果たし、陽気を温め、気を変容させる。 脾虚湿証の人には注意が必要で、医師の指導のもとに選択する。