ドップラー検査における頭部血管の過剰血流は、血管の狭窄・閉塞、局所血管迷路、血管攣縮などが考えられる。 1.血管の狭窄・閉塞:動脈硬化により脳の血管が狭窄・閉塞すると、血流量の増加が起こることがある。 一般的には収縮期血流量の増加が最も直感的で、局所的な血管狭窄の診断には平均血流量の増加がより特異的である。 しかし、狭窄が極端にひどく、狭窄部が長すぎる場合には、血流速度の増加が見られないこともある。 2.局所的な蛇行血管:ドップラー検査では、蛇行血管の部位でも血流速度の増加がみられることがあるので、注意深く同定する必要がある。 3.血管攣縮:脳血管が血液、機械的刺激、炎症、感情的興奮などの刺激を受けると、局所的に脳血管攣縮が起こり、血流速度が急激に増加する。 ドップラー検査で頭の血管の血流が速すぎる場合は、早めに医師に相談して原因を突き止める必要がある。