透析中に便が出血する原因には、痔核破裂出血、消化管出血、下部消化管出血などがあります。 1.痔核破裂出血:多くの透析患者は痔核を併発しやすく、便秘や便の乾燥が起こると痔核破裂出血を起こしやすい。 2.上部消化管出血:透析患者の血液中の尿素が上部消化管に拡散することがあり、尿素の分解により発生するアンモニアが消化管粘膜を傷つけ、びらん、出血、潰瘍などの症状を引き起こし、便に出血を伴うことがある。 3.下部消化管出血:透析ではヘパリンによる抗凝固療法を行う必要があるため、血小板機能障害を起こしやすく、結腸や直腸などの下部消化管で出血が起こり、最終的に便に出血が出ることがあります。 透析中に便が出血した場合は、関連する検査を適宜受け、具体的な原因を明らかにし、医師の指導の下、適時に治療を行うことをお勧めします。