心筋梗塞の急性期には酸素が必要である。 なぜなら、心筋梗塞の急性期では、冠動脈の閉塞により心筋が虚血と低酸素状態に陥り、心筋細胞が壊死して心臓の収縮期-拡張期機能に影響を及ぼし、心不全を引き起こし、肺水腫を誘発するからである。 肺のガス交換機能が低下するため、体の酸素供給を維持するために、より多くのガス交換が必要となる。 心筋梗塞患者(閉塞性肺疾患の患者を除く)には酸素を高流量で投与することができ、必要に応じて非侵襲的人工呼吸器補助換気が必要となる。 また、瀕死の心筋を救い、梗塞の拡大を防ぎ、あるいは心筋虚血の範囲を縮小し、心機能を保護・維持するためには、できるだけ早く心筋の血液灌流を回復させる必要がある。 心筋梗塞患者は酸素吸入の際、医師の指示に従い、医師の指導のもとで治療を調節し、病状を遅らせることのないようにする必要がある。