肝硬変のMRI検査(プレーンまたはエンハンスト

肝硬変患者がMRI検査を受けるか、強調検査を受けるかは、検査の目的と患者の状態によって異なる。
検査の目的が肝硬変かどうかの判定であれば、通常はMRI検査で十分であり、肝臓の形態や大きさ、肝割れ、再生結節の有無、肝実質の信号、脾臓の大きさ、門脈圧亢進症の有無などで肝硬変かどうかを判定することができる。
しかし、患者が以前に肝硬変と診断され、定期的な検査を受けている場合は、通常、MRIによる強調検査が推奨される。 肝硬変患者では肝臓に再生結節ができやすく、この再生結節はある種の悪性の可能性を持っており、プレーンスキャンでは結節の性状を同定することが困難であるが、MRI強調検査は小さな肝細胞癌の早期判定に資するため、早期に治療を行うことができる。
肝硬変の患者さんには、病状を遅らせることのないよう、早めに医療機関を受診し、積極的に治療を受けることをお勧めする。 検査にMRIを用いるか、プレーンスキャンを用いるかは、医師が患者の状態を総合的に判断した上で判断すべきである。