脂肪便は、リパーゼ阻害薬、膵炎、小腸吸収不良症候群などの病態によって引き起こされることがある。 1.リパーゼ阻害薬:オセルタミビルなどのリパーゼ阻害薬は、膵臓からのリパーゼの分泌を阻害するため、消化管内で脂質を分解できなくなり、その結果、腸が脂質を吸収できなくなり、最終的に脂っぽい便になることがある。 2.膵炎:膵臓は食物中の脂質を分解するリパーゼを分泌し、脂質を低分子化して腸に吸収させることができる。 しかし、膵炎になると、膵臓からリパーゼという酵素が正常に分泌されなくなるため、脂質が体内に吸収されなくなり、最終的に脂っぽい便になることがある。 3.小腸吸収不良症候群:小腸は人間の消化管の中で吸収が行われる主要な部分であり、吸収が障害されると脂質が分解されても吸収されなくなり、最終的に脂っぽい便になることがある。 上記のような状況に陥った場合は、合理的かつ標準的な診断と治療を行うため、速やかに医師にご相談ください。