心筋虚血は、そのコントロールが良好で虚血症状が改善すれば数年から数十年生存しうるし、コントロールが不良で急性冠症候群を発症すれば突然死に至ることもある。 心筋虚血は冠動脈アテローム性動脈硬化性心疾患において最もよくみられ、冠動脈のアテローム性動脈硬化性プラークの閉塞により心筋への血液供給が不十分となり、胸痛、息切れ、パニックなどの症状を引き起こす。 心筋虚血患者では、生活習慣を改善し、危険因子を積極的にコントロールし、標準的な治療を行い、病気の進行を遅らせる努力をすれば、一般に数年間は生存できる。 標準化された治療と危険因子のコントロールがなければ、状況によっては急性梗塞などの急性冠症候群が誘発され、心臓突然死に至る可能性がある。 心筋虚血患者は積極的に危険因子をコントロールし、適時薬物療法やインターベンション治療を行い、血中脂質を低下させ、心臓の負荷を減少させ、冠動脈血管を拡張させることによって心筋虚血を減少させ、発病率や死亡率を低下させる二次予防を行うべきである。 心筋虚血に陥った場合は、速やかに医師に相談し、医師の指示に従って積極的な治療を行うことをお勧めする。