糖尿病性下肢けいれんは対症療法が必要であり、糖尿病性下肢けいれんの一般的な原因は低カルシウム血症と末梢神経障害である。 血糖コントロールと同時に、カルシウムの補給や栄養神経の治療が必要である。 1.低カルシウム血症:低カルシウムは下肢けいれんを誘発する。 糖尿病患者の血糖コントロールが悪いと内分泌障害が起こり、低カルシウム血症になる。 また、糖尿病患者が厳格な食事管理によって栄養バランスが崩れ、低カルシウム血症になることもある。 治療は血糖コントロールとカルシウム補給を同時に行うことで、血糖コントロールの薬剤としてはメトホルミン、インスリンなどがある。 カルシウム補給薬にはグルコン酸カルシウム、クエン酸カルシウムなどがある。 2.末梢神経障害:糖尿病の合併症である末梢神経障害では、一部の筋神経の興奮性が亢進し、足がつることがあるが、血糖コントロールと神経の栄養補給を同時に行うことでコントロールできる。 血糖をコントロールする薬にはグリキドン、インスリンなどがあり、神経に栄養を与える薬にはビタミンB6、ビタミンB12などがあります。 糖尿病性下肢けいれんの原因は他にもたくさんありますので、糖尿病患者さんは下肢けいれんが起こったら病院へ行き、医師の指導のもと定期的な治療を受けることをお勧めします。