下痢をした翌日に排便がないのは、下痢によって消化管内の食物残渣が少なくなるなどの生理的要因による場合と、過敏性腸症候群や腸内細菌叢のアンバランスなどの病的要因による場合がある。 1.生理的要因:通常、下痢時には食事量が減少し、下痢のために腸の蠕動運動が促進され、その結果、消化管内容物が大量に排出されるため、食物残渣の消化管内が減少して糞便の量が減少し、排便の翌日に下痢が起こらなくなる。 2.病理学的要因:過敏性腸症候群、腸内細菌叢の不均衡、大腸がんなどの消化管疾患は、患者に下痢と便秘の交替エピソードとして現れる消化管機能障害を経験させる。 下痢の後に便秘になり、下痢の翌日に排便がないこともある。 上記のような症状に対しては、専門医の指導のもとで適時に治療を受け、病気の原因を明らかにし、症状を長引かせないように的を絞った治療を行うことが推奨される。