肛門検査の正しい姿勢

直腸の触診。 正しい体位は、左側臥位、膝胸位、切頭位、しゃがんだ体位である。 1.左側臥位:直腸診でよく用いられる体位で、体の左側に横たわり、右脚を胸の方に曲げて肛門を完全に露出させる。 ほとんどの人に適している。 2.膝胸位:直腸と肛門管の検査によく用いられる体位である。 患者は検査ベッドに横たわり、膝を曲げて胸の前で折りたたむ。 この体位は患者の高度な協力が必要であるため、高齢者、虚弱者、重病人には慎重に用いるべきである。 3.結石位:患者を検査ベッドに横たわらせ、膝窩をベッドの両側の支持フレームに乗せ、肛門を露出させる。 この体位は二重診断検査によく用いられる。 4.しゃがんだ姿勢:直腸脱、III期内痔核、下部ポリープの検査に適している。 この体位では直腸と肛門管が最大圧力により1~2cm下がるため、最も重症の内痔核や脱肛を観察することができる。 直腸診は簡単であるが重要な臨床検査法であり、肛門管や直腸癌の早期発見に大きな意義がある。 直腸診では体位が非常に重要であり、不適切な体位では痛みを生じたり、診断が漏れたりすることがあるので、医師の指導のもと検査の目的や患者の身体状況に応じて適切な体位を選択する。