出産後も総胆汁酸が高いのは、急性肝炎や肝硬変などで胆汁の排泄障害が起こり、病的な胆汁酸の上昇を招いている可能性がある。
妊婦の肝臓は胆汁酸の排泄が間に合わず、胆汁酸が高くなり、このような状態が生理的高胆汁酸です。 妊娠中の肝内胆汁うっ滞は妊娠末期には正常に戻るので、胆汁酸は出産後に正常に戻るまで徐々に低下していきます。
胆汁酸が高値の場合は、腹部超音波検査などで病的な胆汁酸上昇の原因を調べる必要がありますが、これは通常、母体が急性肝炎や肝硬変などの異常な肝病変があり、肝臓の胆管が閉塞して胆汁酸の排泄が阻害された場合に胆汁酸が高値となり、適時に消化器科を受診する必要があります。