アロチニブ塩酸塩カプセルの有効性

アントロチニブ塩酸塩カプセルは、一部の非小細胞肺癌に治療効果を示し、病勢の進行を抑制することができる。 本剤はチロシンキナーゼ受容体の標的阻害剤の一種であり、2種類の全身化学療法を行ってもなお再発する再発・転移性非小細胞肺癌、進行性非小細胞肺癌等の治療に用いることができる。 本剤の使用に際しては、事前に上皮成長因子受容体遺伝子の変異等の遺伝子検査を行い、本剤の使用対象があるか否かを明確にする必要がある。 本剤の使用は、本剤の使用に慣れた臨床医が行い、使用後は心電図、電解質、凝固機能、肝機能、腎機能等の定期的なモニタリングを行うことが必要である。 本剤使用中に喀血、脳卒中、制御不能な血圧上昇、重篤な心機能不全、トランスアミナーゼ又はビリルビンの持続的上昇、その他の重篤な副作用が発現した場合には、本剤の投与を中止する必要がある。 過敏症、中枢性肺扁平上皮癌、喀血の危険性、重篤な肝障害や腎障害、妊娠中や授乳中の場合は禁忌である。 薬剤の投与は医師の診断が必要であり、自己投薬は絶対に禁止されている。