胃液と腸液の治療法

消化管貯留は、腸閉塞、幽門閉塞、腹部手術後の胃不全麻痺などでよくみられる。 通常、消化管減圧術と抗炎症薬で治療する。 1.幽門閉塞:瘢痕化した幽門閉塞は通常、瘢痕を除去し消化管を再建する手術で臨床的に治療される。 手術が不可能な場合は、通常内視鏡的治療が行われる。 浮腫性幽門閉塞に対しては、絶食も行う。 胃洗浄には高張食塩水を投与し、血液アルブミンを補充する。 2.腸閉塞:腸閉塞はまず非外科的治療を行う。 絶食、消化管減圧、水分補給、腫脹、抗炎症治療を行う。 再発や絞扼性腸閉塞の場合は、適時手術を行う。 3.腹部手術後の胃不全麻痺:一般的に非外科的治療が採用される。 メトクロプラミドにモサプリドを内服するか、エリスロマイシンを静注する。 消化管液貯留が生じた場合は、治療が遅れないようにできるだけ早く医療機関を受診することが必要である。