中国医学における歯茎からの出血の見分け方

歯茎からの出血は中医学では鼻出血に属し、胃火灼証と陰虚火亢証(体内の陰と精の不足、虚と火の亢進)に分けられる。 1.胃火爛漫症候群:臨床症状は、歯茎からの出血、鮮やかな赤い血、急性発症、歯茎が赤く腫れて痛み、頭痛、口中の悪味、胃の灼熱感、赤い舌、黄色い苔、脈の速さなどを伴う。 治療は、胃と下痢をすっきりさせ(胃の火を取り除く)、血を冷やして止血する(血を冷やして湿らせ、出血を防ぐ)ことを基本とし、胃をすっきりさせる風味を加え、下痢心湯と組み合わせて服用するとよい。 2.陰虚火厥:臨床症状としては、歯茎からの出血、鮮やかな赤い血、発症が遅く、熱や疲労が引き金となることが多い、歯が震える、舌が赤い、苔が少ない、脈が細い(脈が細く、細く、速くなる)など。 治療は、養陰減火(陰精を養い、火を減らす)、涼血止血(血を冷やして潤し、出血を防ぐ)で、六味地黄丸を服用するとよい。 歯ぐきからの出血がある人は、かかりつけの病院を受診し、専門医の指導のもとで薬を使用すること。