冠状動脈性心臓病は漢方薬の「胸痺」、「真心痛」に属し、エピメジウムは胸痺、真心痛を治療することはできないが、患者の脾虚、腎陽虚を伴う胸痺、真心痛にのみ改善効果がある。
エピメディウムは腎陽を補い、風湿を発散し、腱や骨を強化する作用があり、臨床では腎陽虚、腱や骨の無力・虚弱、精子無力・インポテンツ、リウマチや麻痺・疼痛などの改善によく用いられる。 陰虚火亢の人には勧められない。
太子神には、体液の産生を促進し、肺を潤し、脾を強め、生命エネルギーを益する作用があり、脾虚、身体疲労、気陰両虚、肺乾咳、病後の体力低下などの疾患によく用いられる。 邪気はあるが陽気が不足していない場合は注意が必要である。
この2つの生薬では、胸部麻痺と真心痛を治すことはできない。 病気の原因や症状によって、気滞・瘀血、心瘀・閉塞、心脉冷凝(寒邪が凝固して心脉を塞ぐ)、気陰両虚などに分類されるが、タイプによって用いる薬や治療法が異なるので、エピメディウムやラディックス・エ・リゾーマ人参だけに頼ることはできない。
冠状動脈性心臓病患者は、やみくもに自己判断で薬を服用するのではなく、専門の漢方医が自分の実際の状態を見極め、治療する必要がある。