サフランとロディオラ・ロゼアの違いは、薬源、効能、禁忌にある。
1.薬源:サフランはアヤメ科サフランの茎葉を乾燥したもので、ロディオラ・ロゼアはセダム科ロディオラ・ロゼアの根と根茎を乾燥したものである。
2.効能:サフランの効能は、血液循環を活発にして瘀血を取り除き、血液循環を冷やして解毒し、憂鬱を和らげて精神を安定させ、腹部の月経閉塞、産後の停滞、温毒斑(温かく熱い毒が人体に侵入して、皮膚にしみや斑点が現れる)、メランコリックな鬱血、動悸や狂乱病の治療に用いることができる。
ロディオラ・ロゼアの効能には、益気活血、血行促進、喘息鎮静などがあり、気虚瘀血、胸痺(胸痛)、心痛、片麻痺、無気力息切れなどの治療や改善に用いることができる。
3.禁忌:サフランは血液を活性化させる作用があるので、妊婦の使用、過多月経や出血性疾患には注意が必要であり、ロディオラ・ロゼアの禁忌はまだはっきりしていない。
漢方薬の選択と使用は医師の診断に従うべきであり、自己判断でやみくもに漢方薬を選択・使用しないよう注意すべきである。