寒気の一般的な原因には、環境要因、生活習慣要因、薬物要因、疾患要因がある。
1.環境要因:寒い環境や冷たい水中での熱の移動、風や湿気の多い気候での対流や蒸発が、熱損失や悪寒の原因となる。
2.生活要因:長期にわたる食生活の乱れ、エネルギー摂取不足は、正常な消費量を維持するのに十分な熱を産生できない。 運動後、衣服を適時に取り替えたり、汗を拭いたりせずに大量の汗をかくと、汗の蒸発によって体表面の熱が分散される。
3.薬物要因:アセトアミノフェン、イブプロフェンなどの解熱鎮痛剤の過剰使用により、体温が定点下降し、熱放散が熱産生より大きい場合、上記の症状も発生する。
4.疾患要因
感染症:生体の感染により体温の定点が上方へ移動し、発熱する。発熱初期には皮膚の血管が収縮し、血流が減少することにより、放熱が減少し、皮膚温が低下し、体が冷える。
貧血:体内の有効循環血液量が不足し、重要臓器への血液供給が不足すると貧血となり、その結果、皮膚粘膜への血液供給が減少し、全身に悪寒の症状が現れる。
甲状腺機能低下症:体の代謝率が低下し、熱産生が低下する。
低血糖症:交感神経の過剰な興奮により、皮膚の血管収縮が起こり、皮膚や粘膜の血流が低下し、全身の寒気や発汗として現れる。
悪寒の原因はさまざまですが、症状が持続したり、悪化したり、複数の症状が重なったりする場合は、早めに病院を受診し、医師の指導のもとで明確な診断と治療を受けることをお勧めします。