胸椎で圧迫される神経は?

胸髄の神経圧迫とは、一般に、胸髄のT1~T12神経の圧迫を指す。 脊髄の胸髄分節からは12対の胸髄神経が出ており、すべ て前枝と後枝がある。 前枝は、第1胸神経を除いては集まっておらず、肋 間神経と呼ばれ、後枝は背中の後方を支配している。 胸部の交感神経は脊髄神経と一緒に走行し、内臓神経と呼ばれ、内臓の活動を調節し、指示する。 胸部神経は上部、中部、下部に分けられる。 上部T1-T4胸部心臓神経:心臓と肺をつかさどる。 この部分が圧迫されると、心臓、気管、肺に症状が現れ、胸の締め付け感、動悸(心臓の鼓動が速く、しばしばパニックを伴う)、呼吸困難などの症状が現れる。 中T5-T8大内臓神経:肝臓、胃、胆嚢、小腸を担当し、この部分が圧迫されると消化器障害を起こすことがある。下T9-T12中臓神経:腎臓、大腸、膀胱などを担当し、この部分が圧迫されると水腫、頻尿などの症状が現れることがある。 上記のような症状が現れたら、早めに病院へ行き、定期的な治療を受けることをお勧めします。