血管奇形からの出血後の後遺症は、主に奇形からの出血部位(単純なくも膜下出血や大きな脳組織出血など)によって異なる後遺症として現れる。 各部位は出血速度や出血量にも関係する。
1.単純性くも膜下出血:出血量は通常少量で、出血速度も遅く、通常は有害な後遺症を引き起こさない。
2.脳出血:脳出血の出血速度は同様に遅いが、発生部位によって後遺症の程度が異なる。
(1)大脳基底核や機能野に出現すると、片側半盲、半盲、片麻痺をきたす。
(2) 利き手側の半球に出血があると、言語機能障害をきたす。
(3)小脳出血では歩行が不安定になり、筋緊張が亢進する。
(4)脳室出血では水頭症になりやすく、記憶障害や発汗をきたす。
脳出血患者の術後リハビリテーション期間中の積極的な運動は、生活機能の回復に不可欠である。