肝を浚い、脾を強める(肝の気を整え、脾の働きを強める)作用のある漢方薬には、放鬆散(ほうしょうさん)などがある。漢方薬は全人的治療であり、「肝を浚い、脾を強める」ということはない。 放鬆散(ほうしょうさん):肝を発散して抑鬱(肝の気を発散して抑鬱を治療すること)し、血を養い、脾を強化する働きがあり、肝鬱による胸や肋骨の膨満感や痛み、脾虚血虚、口中苦味、食欲不振、太衝が良い、心窩部膨満感、月経不順などの症状に対して一定の緩和効果がある。 副作用は知られていないが、薬剤アレルギーのある場合は注意が必要である。 以上の漢方薬は肝を補い脾を強める効果があり、肝と脾の調整においてどちらが先でどちらが後ということはない。 薬剤の臨床使用は慎重を期すべきで、体調不良を感じたら、病状を長引かせないためにも、普通の病院に行ってください。