重心が不安定なのはなぜ?

重心が不安定になるのは、生理的な要因が関係している場合と、頚椎症、脳への血液供給不足、良性頭位めまい症などが原因となっている場合があります。
1.生理的要因:例えば、女性が初めてハイヒールを履いた時、重心が不安定になる現象が起こることがある。 また、一度に多量のアルコールを摂取し、泥酔状態になることで、重心が不安定になり、ふらふらと歩く現象が見られることもある。
2.頸椎症:脊髄に多い頸椎症で、局所の神経圧迫につながりやすく、圧迫された神経が機能障害を起こし、重心が不安定になり、綿を踏むように歩くようになり、手のしびれ、足のしびれ、手足の脱力などの症状を伴うこともある。
3.脳血液の供給不足:脳動脈の血液循環が悪いために、脳の局所組織への血液や酸素の供給が不足し、重心が不安定になり、めまい、頭痛、脱力感などを伴うことがある。
4.良性頭位めまい症:通常、急激な頭位変換により耳石が三半規管に脱落し、三半規管の細胞膜に刺激を与えて良性頭位めまい症となり、重心が不安定になり、眼振、視回転などを伴うことがある。
重心が不安定な場合は、生理学的要因を除外した後、できるだけ早く医師の診察を受けるべきである。