舌小帯の原因としては、慢性消耗性疾患、口腔衛生要因、溝状舌、舌外傷、慢性損傷などが考えられる。
1.慢性消耗性疾患:臨床的には、発熱や脱水による局所的な電解質障害で多くみられ、糖尿病や慢性腸炎が重症化すると溝状舌が出現することがある。
2.口腔衛生要因:口腔環境が悪く、歯垢、結石、食べかす、残根、残歯冠が多く、刺激が強いだけでなく、口腔内の衛生状態が悪く、細菌の繁殖を助長し、亀裂が深くなる。
3.溝状舌:舌の裏側にできる一般的な病気で、その病因は現在のところ不明であり、年齢が関係している可能性がある。 年齢、地理的環境、人間環境、民族性、全身疾患、例えば乾癬、腸チフス、梅毒、メリオイドーシス、ドライ症候群、ダウン症などとの関連が考えられる。 また、遺伝的要因や遅延型アレルギー反応、苔癬症が関係している場合もある。 いずれも舌裂孔を伴うことがある。
4.舌の外傷:顔面外傷の際に舌を損傷することがある。 また、食事中に舌を噛んでしまい、舌裂孔ができることもある。
5.慢性的な外傷:例えば、歯の先端が比較的鋭かったり、切り株や歯冠が特に鋭かったりすると、舌粘膜を傷つけ、舌に小さな亀裂が生じることがある。
舌に亀裂が入った場合は、食後に口をすすぎ、局所を清潔に保つよう注意し、必要であれば病院に行く。