HbA2が2.4と低くても、必ずしもサラセミアとは限らない。
HbA2はヘモグロビンの一種で、正常値は2.5~3.5、全ヘモグロビン量の2~3%を占める。2.4の低HbA2は鉄球性貧血、鉄欠乏性貧血などでみられる。
1.成人のHbA2値の軽度上昇または増加は、β-サラセミア患者によくみられ、HbA2値の測定はサラセミア診断のための一定の基準値を持っている。 したがって、HbA2値が低ければ、β-サラセミアは基本的に除外できる。
βサラセミアヘテロ接合体では、HbA2の減少がみられ、ヘテロ接合体ではHbA2が完全に存在しない。 βサラセミアヘテロ接合体では、HbFのみが存在し、HbAもA2も存在しない。
2.低HbA2は鉄顆粒球性貧血や鉄欠乏性貧血でもみられるので、遺伝子検査などでサラセミアとの鑑別診断が必要である。
そのため、上記の検査だけではサラセミアと判断することはできません。 時間内に病院を受診し、医師の指導のもと、精密検査により原因を明らかにした上で、目的に応じた治療や処置を行うことをお勧めします。