胸部CTでCOPDを除外できますか?

胸部単純CTは必ずしもCOPDを否定するものではない。
1.COPDは持続的な呼吸器症状と気流制限を特徴とする疾患である。 肺機能検査は気流制限の判定に重要であり、FEV1/FVC<70%が診断基準としてよく用いられる。
2.しかし、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症は比較的遅く、罹病期間も長いのが普通で、COPDの初期には自覚症状がないこともある。 胸部CTは中心性肺気腫や全葉性肺気腫を同定し、肺水疱の大きさと数を決定することができる。 しかし、COPDの早期診断には特異性に欠ける。
COPDをより的確に診断するためには、肺機能検査と胸部CTを組み合わせることが必要である。