心臓弁閉鎖不全症には僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁閉鎖不全症などがある。無症状で器質的な病変は一時的に放置して臨床経過を観察することができるが、症状が重い場合は薬物治療や外科的治療が必要となる。 1.僧帽弁閉鎖不全症 (1)軽度の逆流:無症状の場合もあり、検査の結果、器質的病変がなければ、放置して逆流の状況を定期的に観察することができる。 (2)重度の逆流:急性肺水腫を起こすことがあり、カプトプリル、ヒドロクロロチアジド、メトプロロールなどの薬剤を使用するなど、適時の治療が必要である。薬剤でコントロールできず、症状が悪化し続けたり、心臓に器質的損傷が生じたりした場合は、僧帽弁置換術や修復術などの外科的治療が必要になることがある。 4.大動脈弁閉鎖不全症 (1) 軽症の大動脈弁閉鎖不全:長期間明らかな臨床症状がない場合がある。 検査の結果、器質的損傷がなければ、定期的な経過観察で十分である。 (2) 重症の大動脈弁閉鎖不全:活動後の息切れ、座位呼吸、夜間発作性呼吸困難が起こることがある。 その治療法は重症僧帽弁閉鎖不全逆流と同じである。 心臓弁閉鎖不全症には上記の疾患のほかに、肺動脈弁閉鎖不全症、三尖弁閉鎖不全症などがあります。その治療方針は上記の疾患と同様で、軽症の場合は経過観察、重症の場合は薬物療法や外科的手術を行います。 上記のような症状がある場合には、医師の診察を受けることが望ましい。 これらの薬剤は、臨床医の監督下で使用されるべきである。