駆出機能が保たれた心不全は自然回復するか?

駆出機能が保たれた心不全は一般に自然回復は難しく、積極的な病因学的治療が必要である。 駆出機能温存型心不全は一般に拡張期心不全、すなわち収縮期機能は正常であるが心臓の拡張期機能障害を指す。 一般に冠動脈疾患心筋虚血、カルシウムポンプ機能障害、心臓の活動性拡張機能障害などの病的要因;高血圧、肥大型心筋症などの心筋肥大、心筋コンプライアンス障害、充填障害などが原因であるため、一般に自己回復が困難である。 駆出機能が保たれた心不全が発症した場合は、心筋虚血の解消、血圧のコントロール、心筋リモデリングの抑制、流出路閉塞の解消など、心不全のさらなる悪化を防ぐための原因治療を積極的に行う必要がある。 早めに病院を受診し、心不全の原因をはっきりさせ、的を射た治療を行うことをお勧めする。