肘関節液貯留は、必ずしも肘関節炎が原因とは限らず、肘関節外傷、感染症、腎臓病などが原因となっていることもあるので、検査を改善して原因をはっきりさせる必要がある。
1.肘関節の外傷:肘関節の急性および慢性の外傷でみられ、肘関節の外傷によって関節軟骨が損傷し、滲出液が増加して関節液貯留が生じ、外傷によって肘関節の血管が破裂して関節内に血液が貯留します。
2.感染症:肘関節で最もよくみられる細菌やウイルスの感染症で、病気の原因となる微生物が関節の粘膜に侵入すると、粘膜のうっ血、浮腫、滲出液の増加を引き起こし、肘関節腔に滲出液が形成されます。
3.腎臓病:たとえば慢性腎炎では腎機能が低下し、ナトリウムや水分の排泄が障害されるため、肘関節に水が貯留しやすくなります。
上記の要因に加えて、肘関節炎による関節液貯留は診療所ではよく見られることなので、患者さんは病院に行って補助的な検査を済ませ、病状をはっきりさせた上で、専門の医師による病状に応じた適切な治療を受けることをお勧めします。