慢性化膿性中耳炎の治療原則は、感染制御、排膿、病変の除去、聴力回復、原因除去などである。オブロキサシンの点耳で感染を制御し、ホウ酸グリセリンで炎症反応を抑え、外科治療で鼓膜を修復し、聴力を改善する。 1.うっ血期:ホウ酸グリセリンの点眼で炎症を改善し、エフェドリン生理食塩水の点鼻で中耳の陰圧を下げ、中耳の炎症を抑える。 2.滲出期:上記の薬に加え、膿が出ないように抗生物質、例えばオフロキサシン点耳薬などを使用する。 3.敗血症期:ペニシリンやアンピシリンなどの感受性の高い抗生物質を全身に塗布して感染を抑える。 4.外科的治療:中耳に肉芽やポリープがあり、鼓膜粘膜の肥大が明らかで、CTで乳様突起に軟部組織の影がある場合、乳様突起開放術+鼓膜形成術を行う。 薬剤は医師の指導のもとに使用する。 外耳道からの滲出液の増加や難聴がある場合は、早めに医師に相談し、医師の指示に従って標準的な治療を行うことをお勧めする。