髄膜腫の不均一増強とは、髄膜腫の増強状態を画像で表現したもので、主に内部成分が不均一であることを示唆する。
髄膜腫は、くも膜の顆粒状毛細血管細胞に発生する脳外腫瘍の一種であり、腫瘍の漸増に伴い、腫瘍内に石灰化や液状化壊死が発生することがあり、強調撮影後に不均一な強調が出現するが、これは腫瘍の強調特性の描写に過ぎない。 あくまで腫瘍の強調特性の説明であり、具体的な状況と腫瘍の大きさ、断端と隣接組織との関係も合わせて総合的に判断する必要がある。
また、髄膜腫の辺縁が平滑でなく、隣接組織との境界が明瞭でなく、隣接脳組織の浮腫を伴う場合、不均一な増強の出現は悪性腫瘍の可能性を示唆するため、病理学的検査と合わせて総合的に判断し、臨床医の指導のもと標準的治療を行う必要がある。