口臭やピロリ菌感染症はどのようなものですか?

  私が初めて口腔内の臭いとピロリ菌感染との関連性を知ったのは.7〜8年前のことです。 ある時.50代の男性の患者さんが上腹部痛を繰り返すので胃カメラ検査を受けに来られました。 検査の結果.患者さんの胃の中に大きな胃石があり.その石によって胃の隅に大きな潰瘍ができていました。 患者さんに聞いてみると.最近サンザシをたくさん採りに行って食べたので.家の人が誰も食べないから自分で食べて.胃石の成長には気がつかなかったということでした。 しかし.胃カメラの検査でピロリ菌感染も見つかったので.ピロリ菌感染の抗生物質と一緒に胃石と潰瘍の治療も行いました。  2ヵ月後に経過観察に来られた患者さんは.潰瘍が完全に治り.胃の問題が治っただけでなく.長年悩まされていた口臭も消えたと喜んでおられました。