片麻痺の原因

片麻痺とは、片側の上肢と下肢、顔面筋下部の運動障害を指し、主に外傷性脳損傷、脳腫瘍、頭蓋内感染症などの脳病変でみられ、脊髄病変、多発性硬化症、運動ニューロン疾患などでもみられ、以下のように分類される。
1.脳病変:主に脳血管病変、次いで外傷性脳損傷、その他の脳を占める病変や感染症;例えば、脳出血、脳梗塞、脳挫傷、脳腫瘍、脳炎など。
2.脊髄病変:主に高位頸椎部の頸髄半側損傷によるもので、脳脊髄炎などの疾患によく見られる。
3.その他:例えば、脱髄疾患(多発性硬化症などの病変でよくみられる)、筋原性片麻痺(低カリウム血症性周期性麻痺で片側にみられることがある)、下部運動ニューロン片麻痺(片麻痺性運動ニューロン疾患を伴う急性感染性多発性神経炎でみられる)など。
片麻痺の原因はさまざまで、他の原因も否定できませんので、上記のような原因や症状がある場合は、速やかに医師に相談し、適切な治療を受ける必要があります。