心室中隔欠損症は大きくなるのか?

一般に、心室中隔欠損の相対的な大きさは大きくならない。 心室中隔欠損の絶対面積は心臓の大きさが大きくなるにつれて増加する。 心室中隔欠損のある成人では、血行力学的要因により心臓の血流が左右にシャントする。 加えて、患者の加齢に伴い、心負荷が増加し、肺循環への血流が増加し、肺高血圧症が発症し、心不全が起こる。 これに伴って心臓は徐々に肥大し、それに伴って心室中隔欠損の大きさも増大する。 乳幼児の先天性心室中隔欠損症では、心臓が発達し、心機能が低下して心不全になると、心臓が大きくなり、心室中隔欠損の大きさも大きくなるが、欠損の相対的な割合は増加しない。 心室中隔欠損症が発生した場合は、積極的に医師に相談し、医師の指示に従って合理的な治療を行う必要がある。