胆汁うっ滞の妊婦への対応

胆汁酸値の上昇により、一般に妊婦は胆汁うっ滞を起こし、体調を崩します。 具体的な治療法は、患者さんの状況に応じて医師が判断しますが、一般的には薬物療法や妊娠の早期終了などが行われます。 胆汁うっ滞は、特に妊娠中、主に妊娠中期から後期にかけて起こる病気で、胆汁酸が上昇すると全身にかゆみが生じたり、子宮内の胎児の酸素不足を招き、ひどい場合には死産に至ることもあります。 本疾患の診断が確定した場合、母体の状態と胎児の子宮内状態を精査・評価し、病態の変化を把握する必要がある。 1.薬物治療:主にウルソデオキシコール酸カプセルなどの胆汁酸を調整する胆汁分泌促進薬を使用し、皮膚のかゆみにはデキサメタゾン錠などのかゆみ止めを使用する。 いずれも医師の指導のもとに使用する。 2.妊娠の終了:妊娠中期に胆汁うっ滞が起こり、子宮内低酸素症などすでに胎児が危険にさらされている場合は、帝王切開による早期の妊娠終了を検討するよう医師に依頼する必要があります。 胆汁うっ滞のある妊婦は、速やかに医師の診察を受け、医師の指導のもとで積極的な治療を行う必要があります。