小腸腔に液体が貯留するのは、腹腔の炎症や腹部腫瘍による場合と、低蛋白血症などによる場合がある。 1.腹腔の炎症:虫垂炎、膵炎、骨盤内炎症性疾患など腹腔に炎症が起こると、炎症の刺激作用により腹腔内に滲出液が生じ、腸管間質液貯留につながることがある。 2.腹腔内腫瘍:腹腔内に大腸癌、小腸癌、胃癌などの腫瘍がある場合、腫瘍によって血管の透過性が亢進し、さらに腹腔内の体液が滲出し、小腸間質液貯留として現れることがある。 3.低タンパク血症:肝硬変や栄養失調になると、低タンパク血症になり、血管内の液体が漏れ出し、小腸間質液となることがある。 小腸間質液は他の原因でもみられるので、病状を長引かせないためにも、専門医の指導のもと、適時医師に相談し、治療を調整することをお勧めします。