1cm以上の乳房超音波病変は必ずしもBI-RADS分類4Aと定義されない。 BI-RADSの分類では、アスペクト比が1cm以上かどうか、断端が平滑かどうか、形態が規則的かどうか、高エコーの悪性リングがあるかどうか、後方エコーの減衰があるかどうか、礫状の石灰化があるかどうか、血流グレードがグレードIIIに達しているかどうかが悪性を疑う特徴である。 大きさは悪性の特徴ではないので、1cm以上の大きさはBI-RADS 4Aとは直接定義されないことがわかる。 BI-RADSのカテゴリー4Aでは、悪性の特徴を満たす必要があり、病変の悪性率は約3~10%である。 このカテゴリーに分類される患者は、しばしば病理検査を必要とする。 病理検査が良性であれば、医師の処方による6ヵ月ごとの経過観察で十分である。 悪性の場合は早期の外科的治療が必要である。 BI-RADS 4Aの患者には、病変の性質を判断し、適切な治療方針を選択するために、速やかに医師の診察を受けることが推奨される。