小児の心筋虚血の原因

小児の心筋虚血の原因は、一般に先天性心疾患、ウイルス性心筋炎、川崎病に関連すると考えられている。
1.先天性心疾患:先天性動脈管開存症、心室中隔欠損症、先天性血管発育異常など、いずれも血液シャント、心筋への血液供給不足、動悸、息切れ、倦怠感などの心筋虚血の原因となる。
2.ウイルス性心筋炎:心筋に直接作用するウイルス、あるいは上気道ウイルスやウイルス性胃腸炎などのウイルスが間接的に心筋に感染することにより、心筋が障害され、発熱、パニック、胸部圧迫感、胸痛などの心筋虚血をきたすことがある。
3.川崎病:5歳以下の小児に発症する急性の自己限定性血管炎疾患で、患者の一部は冠動脈を巻き込み、動脈瘤の拡張や狭窄、心筋への血液供給不足、心筋梗塞、あるいは突然死を起こす。
心筋虚血の症状がある小児は、検査を改善し、原因を特定するためにも、早めに病院に行くことをお勧めする。