小児腱鞘炎の最適な手術時期

小児腱鞘炎の手術適期は生後6~12カ月、または2歳ですが、発症年齢と重症度は表裏一体です。 また、小児腱鞘炎の全例が外科的介入を必要とするわけではなく、軽症例であれば保存的に経過を観察することも可能です。 発症が生後6ヶ月以内であれば、症状は重くなることが多いのですが、年齢が低いため、まずはマッサージや理学療法を行い、症状が軽快しないようであれば、6~12ヶ月の間に手術を行うことになります。 発症が1~2歳で、親指の屈曲角度が30°~40°の場合は、まず経過を観察し、症状が緩和されない状態が続くようであれば、2歳前後で手術が可能です。 小児の腱鞘炎は、手術の適応を見極め、症状に応じた治療を受けるために、迅速な診察が必要です。 重症例は手術が間に合わないと、指の曲げ伸ばし機能に支障をきたし、関節拘縮を起こして変形に至ることさえある。