高血圧の高齢者が入浴する際の注意点としては、入浴時の湯温が高すぎず低すぎないこと、入浴時間が長すぎないこと、入浴時にドアを施錠しないことなどが挙げられる。
1.入浴時の湯温が高すぎると、入浴当初は交感神経の興奮が高まり、血管収縮や心拍数の増加が起こり、急激な血圧上昇やめまいなどの不快な症状が起こる。 しばらくすると血管拡張、末梢血管の血液停滞、返血量の減少、心拍出量の減少、血圧の低下、めまいや失神を起こしやすくなる。
2.浴槽の湯温が低すぎると、交感神経の興奮性が亢進して血管収縮が起こり、末梢抵抗が増加して血圧が上昇する。 したがって、高血圧高齢者の入浴では湯温を適切に保つ必要がある。
3.一般に入浴環境は比較的閉鎖的で、空気の循環が悪く、高血圧性高齢者は胸苦しさ、呼吸困難、めまいなどの不快な症状を起こしやすいので、高血圧性高齢者はあまり長湯をしないようにする。
4.高血圧高齢者は滑って転倒したり、めまいや失神などを起こしやすいので、入浴時には戸締まりをせず、誰かに付き添ってもらい、緊急時にすぐに助けを求められるようにしておくとよい。
もし高血圧の高齢者が入浴中や入浴後に不快感を覚えたら、私たちは注意を払う必要があり、不利な結果を避けるために、医師のアドバイスに従って、適時に病院に行く必要がある。